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カネカに対話を求めるも拒否された映像

2020年12月6日(日)、第4回高砂集会の開催前に、カネミ油症被害者と高砂市の市民たちは、原因物質のPCBを製造していた(株)カネカの高砂工場を訪れ、対話を求める申入書を提出しようとしましたが、入口で拒否されました。

その様子をYouTubeチャンネルにアップしましたので、ぜひご覧ください。

2/4(金)次世代被害のTV放送予定

2月4日(木)23:30~23:40のNHK総合「時論公論」で、カネミ油症の次世代被害問題が取り上げられる予定です。
1月30(日)三者協議で次世代被害を調査する方針が正式に表明されたことを受けて、問題の概要や論点が示されると思われます。

なお、ミャンマーのクーデターや緊急事態宣言の延長などにより、番組編成が流動的なため、確定するのは当日かもしれません。

三者協議で国が「次世代調査」の方針を正式表明

1月30日(土)、カネミ油症の被害者団体、国(厚生労働省・農林水産省)、原因企業のカネミ倉庫(北九州市)による第16回三者協議がオンラインで開催されました。
この会議で国は、認定患者の子どもらの健康被害について調査する方針を正式に示しました。被害者側は、調査対象について子世代に加えて孫世代も含めるように要望しました。調査の対象や手法等については、今後、全国油症治療研究班(事務局:九州大学)を中心に検討するとのことです。

以下に、おもなメディア掲載情報をまとめました。


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次世代被害の実態調査実施の方針(2021.01.31)
カネミ次世代被害者アンケート調査報告(概要)(2020.12.06)
次世代被害者の救済を厚生労働省に要望(2020.12.06)

第16回三者協議の開催について

カネミ油症に関する第16回三者協議は、COVID-19感染拡大防止の観点から、下記のとおり、書面開催およびオンライン開催となります。

  1. 日時
      令和3年1月30日(土)13:00 – 15:00(オンライン会議)
       (1月16日から1月29日の間、書面開催を実施)
  2. 場所
      厚生労働省 仮設第1会議室(オンライン会議会場)
      東京都千代田区霞が関1-2-2
  3. 議題
      施策の進捗状況、カネミ倉庫の決算報告 等

※カネミ油症については、2012年9月に「カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律」が施行され、「カネミ油症患者に関する施策の推進に関する基本的な指針」(厚生労働省・農林水産省告示)に基づき、カネミ油症患者に関する施策の推進のために必要な事項について協議するため、国(厚生労働省、農林水産省)、カネミ倉庫株式会社、カネミ油症患者による三者協議を開催することとされています。

情報元:第16回三者協議(カネミ油症)を開催します(厚生労働省, 2021.01.13)

次世代被害の実態調査実施の方針

カネミ油症認定患者の子や孫らを対象にした全国規模の健康実態調査がおこなわれる方針であるとわかりました。全国油症治療研究班(班長:辻学九州大准教授)が「次世代被害者」を対象に調査を実施するのは初めてのことになります。

YSCは、次世代を対象とした実態調査を独自に実施、その結果をもとに厚労副大臣に要望書を提出していました。
その要望書に対する厚労省の見解として、次世代被害調査を実施する方針が明らかにされました。

以下に、おもなメディア掲載情報をまとめました。


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