次世代被害の実態調査実施の方針
カネミ油症認定患者の子や孫らを対象にした全国規模の健康実態調査がおこなわれる方針であるとわかりました。全国油症治療研究班(班長:辻学九州大准教授)が「次世代被害者」を対象に調査を実施するのは初めてのことになります。
YSCは、次世代を対象とした実態調査を独自に実施、その結果をもとに厚労副大臣に要望書を提出していました。
その要望書に対する厚労省の見解として、次世代被害調査を実施する方針が明らかにされました。
以下に、おもなメディア掲載情報をまとめました。
- 「次世代被害 初の調査へ カネミ油症で全国研究班」(長崎新聞, 2021.01.07)
- 「カネミ油症、子や孫世代の調査検討 厚労省研究班、被害の実態探る」(西日本新聞, 2021.01.07)
- 「カネミ油症、子や孫対象調査検討」(共同通信, 2021.01.07)
- 「カネミ油症、子や孫らの健康調査 全国規模で厚労省方針」(朝日新聞, 2021.01.07)※有料記事
- 「「カネミ油症」子の影響調査実施へ 患者認定基準、変更の可能性も」(神戸新聞NEXT, 2021.01.09)
サイト内関連記事
→カネミ次世代被害者アンケート調査報告(概要)
→次世代被害者の救済を厚生労働省に要望
母性の人権を気づかせてくれた事件です。有害化学物質の被害が次世代にまで影響する。他人事ではない事件です。関心を持ってHPを開いてください。