2020年12月6日（日）に開催する第4回高砂集会についてご案内します。

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カネミ油症の原因PCB（ダイオキシン類）の製造者責任―次世代まで残る化学物質の健康被害から問う

カネミ油症の裁判当時は製造物責任法の制定前であり、PCB製造者（株）カネカの責任が正面から問われることはありませんでした。PCBの処分には莫大な国家予算がつぎ込まれ、半世紀が経過した現在でも各地で漏洩事故が発生し、次世代の油症被害が発生している負の遺産を製造してしまった社会的責任を免れることが許されるのでしょうか。
地球環境は悪化し、人体を蝕む化学物質が氾濫する中、子どもたちに安心・安全な環境を提供するために、カネミ油症を教訓にして皆さんで考えてみませんか。

日時：2020年12月6日（日）14:00～16:00　※開場13:30

場所：ユーアイ帆っとセンター
（兵庫県高砂市高砂町松波町440-35、TEL. 079-441-8948）

プログラム：

• 開会、各会場からの挨拶
• 高砂集会の開催経緯と趣旨説明
• 各地の被害者の声を聞く
• カネミ油症の次世代被害問題―YSC健康実態調査報告
• 製造者責任を問う（プレゼントーク、質疑応答）
• 各会場からリレーコメント
• 合唱「種を播こうよ」
• 集会声明採択
• 閉会挨拶

参加費：500円

※コロナ渦において、各地の被害者・支援者等が一堂に集まることはできませんが、代わりに、東京・福岡・長崎・五島の会場をオンラインでつないで生の声を伝えます。高砂周辺のみなさまは、上記の高砂会場にお集まりください。
※被害者のプライバシー保護を最優先に集会を運営するため、当日の各会場およびオンラインでの参加は、関係者から紹介のある方に限らせていただきます。
※当日の様子を録画した映像は、編集した上でYouTubeに後日アップする予定です。詳細については、あらためてお知らせいたします。

共催：カネミ油症被害者全国連絡会、カネミ油症被害者支援センター（YSC）、カネミ油症被害者とともに行動する高砂市民の会（ともに市民の会）
協賛：生活協同組合コープ自然派兵庫

お問合せ：カネミ油症被害者支援センター事務局
090-9321-8607（伊勢） FAX09-3403-4021
※メールの連絡先→　お問合せフォーム

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これまでの高砂集会

第1回｜2017年10月14日（土）
「カネミ油症とPCB汚染を考える集い in 高砂～次世代に安全・安心な食と環境を」
→「カネミ油症被害者ら兵庫で集会 カネカの責任検討へ」（『長崎新聞』2017.10.15）

第2回｜2018年12月1日（土）
「カネミ油症事件から50年～いまPCB処理はどうなっているのか、そして油症被害者は」
→「「カネカも救済の輪に」 兵庫・高砂でＰＣＢを考える集会 工場前でアピールも」（『長崎新聞』2018.12.02）

第3回｜2019年10月27日（日）
「PCB処理・カネミ油症被害者救済に向けて～わたしたちがのぞむこと・できること」