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第4回高砂集会の動画をアップ

2020年12月6日(日)の第4回高砂集会は、高砂会場と五島・長崎・福岡・東京の各会場と個人をオンラインでつないで開催しましたが、その様子を約46分の動画にまとめてYSCのYouTubeチャンネルにアップしました。

第4回高砂集会の関連動画

プレゼントーク「原因化学物質PCB製造者の社会的責任―PL法の立法思想から考える」
話題提供:土庫澄子さん(消費者安全問題研究会、元消費者庁事故調査室長)
コメント:保田行雄さん(弁護士、カネミ油症人権救済申立及び新認定訴訟を担当)

公明党HPに次世代調査を期待する記事

先月1月30日の三者協議で、厚生労働省は被害者の子どもらの健康実態調査を行う方針を示しましたが、これは被害者団体の要望を公明党が後押ししてものでした。

2019年6月、公明党油症対策プロジェクトチームの江田康幸座長(衆議院議員)と坂口力特別顧問が、被害者団体と次世代の健康状態などについて意見交換。2020年12月、被害者団体が山本博司厚労副大臣(公明党)に対し、次世代の健康実態を調べるよう要望した際にも同席し、政府に積極的な取り組みを促したという経緯がありました。

「カネミ油症問題 次世代の影響調べる意義大きい」(公明党ウェブサイト, 2021.02.13)

カネミ油症関連映画の上映情報

国立映画アーカイブの企画「再映:戦後日本ドキュメンタリー映画再考」(2021年2月19日-3月28日)では、昨年、新型コロナウイルス感染症のために中止になった回を上映します。
この企画のなかで、カネミ油症事件を扱ったドキュメンタリー映画『生木が立枯れていくごたる あぶら症』(88分・1974年・岡田道仁)が上映されます。
原因企業カネミ倉庫(株)のある北九州市のほか、福岡市、山口県、佐賀県、長崎県五島列島などを渡り歩いて患者たちの声を丹念に聞いた16mm・白黒の自主製作映画です。

  • 日時:2021年3月7日(日)12:00 /3月26日(金)14:40
  • 場所:国立映画アーカイブ小ホール(地下1階)
  • 定員 76名(各回入替制・全席指定席) →前売指定席券

岡田道仁(1934-)
岩波映画製作所出身で、1970年安保闘争の記録映画を製作した後、1973年にフリーに。

時論公論「カネミ油症 次世代への影響調査へ」

2月4日(木)23:30~23:40のNHK総合「時論公論」で、カネミ油症の次世代被害問題が取り上げられました。
1月30(日)の三者協議で次世代被害を調査する方針が示されたことを受けた内容で、10分という短い時間の中にポイントがよく整理されていたと思います(解説:土屋敏之さん)。

番組は、NHKプラスで2月11日(木)23:40まで視聴できます。
見逃したという方は、ぜひご覧ください。
時論公論「カネミ油症 次世代への影響調査へ」(NHKプラス)

また、NHKサイトの「解説アーカイブス」に、番組の概要が「カネミ油症 次世代への影響調査へ」(時論公論)として掲載されています。

カネカに対話を求めるも拒否された映像

2020年12月6日(日)、第4回高砂集会の開催前に、カネミ油症被害者と高砂市の市民たちは、原因物質のPCBを製造していた(株)カネカの高砂工場を訪れ、対話を求める申入書を提出しようとしましたが、入口で拒否されました。

その様子をYouTubeチャンネルにアップしましたので、ぜひご覧ください。