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「次世代調査の意義とポイント」動画アップ

2020年にYSCが独自でカネミ油症被害者の子供や孫(次世代)の調査を行ったところ、認定被害者と同様の症状が現れていることがわかりました。この調査結果を受けて、厚生労働省は初めて孫世代を対象に含む次世代の健康実態調査を実施することになりました。
今回、厚労省は被害者団体やYSCと調査内容や方法に関して事前に話し合いの場を持つなど、前向きな姿勢がうかがえます。しかし、カネミ油を直接摂取した親世代には、差別や偏見を恐れて、子どもたちに油症の被害について話すことができない方がおおぜいいらっしゃいます。調査の成功には多くの次世代が協力することが必要であり、その結果が次世代を含むカネミ油症被害者の救済に繋がっていきます。

現在は、被害者の救済にとって重要な局面にありますので、この機会に「カネミ油症次世代調査の意義とポイント」を6分程度の動画にまとめました。
多くの方にご視聴いただき、ご理解・ご活用いただければ幸いです。

なお、この動画については『長崎新聞』に取り上げていただきました。

6/12開催「メディアが語る」(第1弾)のダイジェスト動画をアップ

今年6/12(土)に開催したイベント「メディアが語る〜53年前のカネミ油症事件に関する現場を取材して」のダイジェスト動画をYoutubeチャンネルにアップしました。

このイベントでは、取材の姿勢や報道の在り方といった広くマスコミ・メディア論に関することから、現在も続くカネミ油症の深刻さや国やカネカの責任の問題、また福島原発第一原発事故への教訓など話題は多岐にわたり、大変有意義かつ貴重なイベントとなりました。

パネリスト
奥村智司(朝日新聞)、小尾絵生(神戸新聞)、竹次稔(西日本新聞)、花田明男(KBC九州朝日放送)、三代直矢(長崎新聞)
山田貴己(長崎新聞)

コーディネーター
明石昇二郎(ルポライター)

10/16(土)には、このイベントの第2弾として「メディアが語る(第2弾)~53年前のカネミ油症事件に関わる現場を取材して」を開催しますので、ぜひご参加ください。
出演者:明石昇二郎(ルポライター)×花田明男(九州朝日放送)

子・孫対象にした健康調査に関する報道

国は8月から認定患者の子や孫を対象にした初めての健康実態調査が進めています。
しかし、被害者の方々には、差別や偏見を恐れて周囲にはもちろん、ご家族にもご自身が患者であることを伝えていない場合が少なくありません。

国によると認定患者の子は推定約300人で、国は調査票の10月末までの回収を目指しています。

このニュースを取り上げたおもなメディア掲載情報は以下のとおりです。


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北九州でのPCB処理、環境相が期限の再延長を要請

国が今年度いっぱいで完了させるとしていた北九州市でのPCB無害化処理について、企業などで保管する廃棄物が新たに見つかり処理する量が増えたため、2024年3月末まで2年先延ばしする方針を発表しました。
国は2013年にも一度期限の延長を要請しており、市は受け入れる際に再延長はしないという条件を提示していました。

このニュースを取り上げたおもなメディア掲載情報は以下のとおりです。

長崎県内の油症検診記事

今年度の長崎県内の油症検診は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、初回及び未認定の方を対象に検診規模を縮小して実施し、8月19日に終了しました。

長崎市・五島市でおこなわれた油症検診について、長崎新聞が下記のとおり報じました。