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1/28カネミ油症三者協議の報道

1月28日(土)、カネミ油症の被害者団体、国、原因企業のカネミ倉庫による三者協議が福岡市内で非公開で開かれました。被害者団体は、健康被害の実態調査が進んでいる患者の子や孫らが救済対象と位置付けられた場合を見据えて、医療費支給のシミュレーションをおこなうことなどを求めました。

以下に、マスコミの報道のうち無料で閲覧・視聴できるものをまとめました。

長崎放送で次世代影響について深掘り

11月4日、NBC長崎放送の「pint」というローカル番組で、カネミ油症の次世代への影響について放映されました。

12月8日、NBC長崎放送で、特集「カネミ油症事件 今なお続く深刻な被害 影響は子や孫にも 母親の苦悩」が放映されたようです。

『週間金曜日』1403号に油症関連記事

『週間金曜日』1403号(2022年12月2日発売)に、ルポライターの明石昇二郎による記事「「カネミ油症被害者救済法」施行から10年:救済法が被害者を「救済」していない―現状が明らかになった「高砂集会」(p.26-29)が掲載されました。

今日における被害者救済の問題が的確にまとめられている記事ですので、ぜひお読みになってください。

カネミ油症被害者救済法(カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律)が成立してから今年で10年を迎えた。だが、被害者救済は滞っている。当事者たちの困惑と怒りの声を聞いた。

「エピジェネティクスからみたカネミ油症」ご案内

カネミ油症に関連する学習会が開かれますのでご案内します。

学習会「エピジェネティクスからみたカネミ油症」

講師:澁谷徹氏(環境エピジェネティクス研究所所長)

「エピジェネティクス」って何?
聞きなれない言葉かと思います。

「エピジェネティクス」は、PCBやダイオキシンなどの内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)が遺伝子の発現(ON/OFF)に与える影響、それが次世代に引き継がれる可能性などを科学する新しい学問分野でもあります。
この「エピジェネティクス」という、新しい科学の力で有害物質による人類の負の遺産を研究し、被害者の治療や医療救済に役立てたいと思います。
ご一緒に学習をしませんか!

開催日時

  • 2022 年 12 月 3 日(土)13:30~15:30

開催場所(ハイフレックス方式)

  • 豊島区男女平等推進センターエポック10 研修室2
    (豊島区西池袋 2-37- としま産業振興プラザ3階, TEL03-5952-9501)
    JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線)、西武線、東上線(各線池袋西口下車徒歩7分程度)
  • オンライン(Zoom)

参加費

  • 無料 ※カンパ歓迎

お申込み

  • 電子メールで、お名前、希望会場(現地orオンライン)を必ずご記入の上、fujiwara.t2015[at]gmail.com 宛てにご連絡ください。
    ※メール送信時には、[at]を@に代えてください。
  • お申込み締切は12月2日(金)です。
  • 会場参加は先着 18 名までです。

お問い合わせ

080-5078-2573(佐藤)

運営

紙芝居「私はなんの病気?」

長年さまざまな病気に苦しんできたある女性が、2012年にカネミ油症を取り上げた新聞記事を読み、経験してきた症状が油症の特徴に当てはまることを知り、自分はカネミ油症だったのかもしれないと考えました。その年、油症検診を受けましたが、認定されませんでした。

それでも、その方は被害を受けた可能性すら気付かずに苦しんでいる人がいるかもしれないと考え、ご自身の体験を「私はなんの病気?」という紙芝居で表現しました。

そのお気持ちに寄り添い、この紙芝居に関連するウェブ上の情報を紹介します。

私は何の病気? 01.jpg

第6回高砂集会を開催しました

2022年11月12日(日)13:30-16:30、第6回高砂集会「カネカの社会的責任を問う~カネミ油症救済法から10年~10年目の課題を被害者と考える」を高砂現地会場(ユーアイ帆っとセンター)と東京・福岡・長崎本土・五島をオンラインで結んで開催しました。会場58名、オンライン(Zoom)13名、合計参加者は82名でした。

  • 日時:2022年11月12日(日)13:30-16:30
  • 会場:ユーアイ帆っとセンター2F(高砂市高砂町松波町440番地の35)、東京・福岡・長崎本土・五島、オンライン
  • 参加者:71名(5会場58名、オンライン13名)
  • 内容:
    開会挨拶
    各会場からリレーで挨拶
    【プログラム1】経緯と趣旨説明 
    【プログラム2】PCB 処理現状報告
    【プログラム3】カネミ油症の次世代調査進捗報告 
    【プログラム4】カネミ油症被害者の声を聞く
    【プログラム5】救済法成立10年を座談会形式で語る 
    【プログラム6】カネカの製造物責任を説明
    【プログラム7】 福島原発事故被害者からの発言
    【プログラム8】教科書会社から被害者への手紙
    【プログラム9】集会声明採択
    閉会挨拶