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連載記事紹介―東海の被害者たちの実態

2020年6月、被害者救済の空白地帯だった東海地方に「カネミ油症被害者東海連絡会」が設立されました。

この連絡会の共同代表や会員の半生をもとに、油症被害の実態を伝える記事が『長崎新聞』に連載されました。

連載「生きて カネミ油症52年の証言 東海の被害者たち」(『長崎新聞』2020.8.18-20)

『YSC ニュース』65号を発行しました

発行遅延のお詫び

前号の『YSCニュース』発行は昨年12月でしたので、本来であれば4月には発行すべきでした。
しかし、新型コロナウィルスの影響により、感染防止のために支援活動が滞ったことと、印刷発行のために利用する公共施設が閉鎖されていたため、作成が大幅に遅れ、7月末の発行となりました。

『YSC ニュース』65号(2020.07.27)目次

  • 次世代被害者アンケートを集計し報告書作成中 [1]
  • 「次世代被害者救済に向けた資料の作成」報告 [2]
  • 「カネミ油症被害者東海連絡会」発足のお知らせ [3]
  • カネミ油症被害者全国連絡会による1年間の活動報告 [4]
  • YSC事務局からのお知らせとお願い [6]
  • 油症関連新聞記事 [7]
  • 活動報告・活動予定・編集後記 [8]

会報「YSCニュース」見出し一覧

『消費者法ニュース』でカネミ油症が特集される

『消費者法ニュース』123号(2020年4月発行)で、「現在のカネミ油症」が特集されました。
特集の掲載記事は以下のとおりで、YSC共同代表の佐藤も執筆しています。

  • 「現在のカネミ油症」土庫澄子(消費者安全問題研究会)
  • 「カネミ油症事件を顧みて」坂口力(元厚生労働大臣)
  • 「カネミ油症─これからの救済のあり方と事業者の責務」土庫澄子(消費者安全問題研究会)
  • 「カネミ油症事件 日弁連人権救済勧告・要請」神山美智子(弁護士[東京])
  • 「公害被害者、法廷外でのたたかい」三苫哲也(カネミ油症被害者全国連絡会事務局長)
  • 「台湾油症についての考察―カネミ油症事件との比較を交えて」金星(日台油症情報センター)
  • 「カネミ油症の支援活動と課題」佐藤禮子(カネミ油症被害者支援センター共同代表)
  • 「ドキュメンタリー番組『毒の油を口にして〜カネミ油症事件50年』を制作して」里山千恵美(RKB毎日放送ディレクター)

長崎新聞社がカネミ油症次世代被害者座談会を開催

長崎県など西日本一帯で健康被害が拡大したカネミ油症。1968(昭和43)年の事件発覚から半世紀以上がたった今、ダイオキシン類など有害化学物質による汚染油を直接摂取した人の子ども(2世)や孫(3世)といった次世代被害者の救済が一つの焦点となっている。実相や当事者の思いに迫ろうと長崎新聞社は先月、被害者が多い五島市の協力を得て、油症認定患者の母から69年以降に生まれた男女4人の座談会を開催。4人はぜんそくや吹き出物、脳梗塞など、経験した多様な症状を証言した。
<新聞記事から抜粋>

五島市内で次世代被害の実態調査を実施

YSCは、カネミ油症の健康被害が患者さんのお子さん(2世)やお孫さん(3世)などにまで及んでいる実態を把握するため、次世代被害者を対象としたアンケート調査を実施しています。

また、このアンケート調査にあわせて、2月11日~15日の日程で長崎県五島市を訪れ、本人や親などのご協力のもと、聞き取り調査を実施しました。その様子が『長崎新聞』に掲載されたので、お知らせします。

「カネミ油症次世代被害調査 支援センター、五島で聞き取り」(『長崎新聞』2020.2.13→2.14updated)