東京都豊島区池袋3-30-8みらい館大明 info@yusho-support.com 090-9321-8607(伊勢)

カネミ油症関連映画の上映情報

国立映画アーカイブの企画「再映:戦後日本ドキュメンタリー映画再考」(2021年2月19日-3月28日)では、昨年、新型コロナウイルス感染症のために中止になった回を上映します。
この企画のなかで、カネミ油症事件を扱ったドキュメンタリー映画『生木が立枯れていくごたる あぶら症』(88分・1974年・岡田道仁)が上映されます。
原因企業カネミ倉庫(株)のある北九州市のほか、福岡市、山口県、佐賀県、長崎県五島列島などを渡り歩いて患者たちの声を丹念に聞いた16mm・白黒の自主製作映画です。

  • 日時:2021年3月7日(日)12:00 /3月26日(金)14:40
  • 場所:国立映画アーカイブ小ホール(地下1階)
  • 定員 76名(各回入替制・全席指定席) →前売指定席券

岡田道仁(1934-)
岩波映画製作所出身で、1970年安保闘争の記録映画を製作した後、1973年にフリーに。

時論公論「カネミ油症 次世代への影響調査へ」

2月4日(木)23:30~23:40のNHK総合「時論公論」で、カネミ油症の次世代被害問題が取り上げられました。
1月30(日)の三者協議で次世代被害を調査する方針が示されたことを受けた内容で、10分という短い時間の中にポイントがよく整理されていたと思います(解説:土屋敏之さん)。

番組は、NHKプラスで2月11日(木)23:40まで視聴できます。
見逃したという方は、ぜひご覧ください。
時論公論「カネミ油症 次世代への影響調査へ」(NHKプラス)

また、NHKサイトの「解説アーカイブス」に、番組の概要が「カネミ油症 次世代への影響調査へ」(時論公論)として掲載されています。

カネカに対話を求めるも拒否された映像

2020年12月6日(日)、第4回高砂集会の開催前に、カネミ油症被害者と高砂市の市民たちは、原因物質のPCBを製造していた(株)カネカの高砂工場を訪れ、対話を求める申入書を提出しようとしましたが、入口で拒否されました。

その様子をYouTubeチャンネルにアップしましたので、ぜひご覧ください。

2/4(金)次世代被害のTV放送予定

2月4日(木)23:30~23:40のNHK総合「時論公論」で、カネミ油症の次世代被害問題が取り上げられる予定です。
1月30(日)三者協議で次世代被害を調査する方針が正式に表明されたことを受けて、問題の概要や論点が示されると思われます。

なお、ミャンマーのクーデターや緊急事態宣言の延長などにより、番組編成が流動的なため、確定するのは当日かもしれません。

三者協議で国が「次世代調査」の方針を正式表明

1月30日(土)、カネミ油症の被害者団体、国(厚生労働省・農林水産省)、原因企業のカネミ倉庫(北九州市)による第16回三者協議がオンラインで開催されました。
この会議で国は、認定患者の子どもらの健康被害について調査する方針を正式に示しました。被害者側は、調査対象について子世代に加えて孫世代も含めるように要望しました。調査の対象や手法等については、今後、全国油症治療研究班(事務局:九州大学)を中心に検討するとのことです。

以下に、おもなメディア掲載情報をまとめました。


サイト内関連記事

次世代被害の実態調査実施の方針(2021.01.31)
カネミ次世代被害者アンケート調査報告(概要)(2020.12.06)
次世代被害者の救済を厚生労働省に要望(2020.12.06)