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第5回高砂集会における被害者の発言ほか

2021年11月20日(日)に開催された第5回高砂集会「カネカの社会的責任を問う〜食品公害カネミ油症に時効はない〜
次世代の子どもたちを苦しめるPCB・ダイオキシン被害の解決に向けて」の中から、YouTubeチャンネルに先に公開した部分(プレゼントーク2本+対談+会場会場Q&A)以外の録画動画を編集してアップしました。
内容は以下のとおりです。

①開会挨拶 2:20〜

  • 佐藤禮子(YSC)

②各会場からリレーで挨拶 3:00〜

  • 高砂会場 曽我部和弘さん(油症被害者関西連絡会)
  • 五島会場 旭梶山英臣さん(カネミ油症被害者五島市の会)
  • 福岡会場 三苫壮さん(カネミ油症被害者福岡地区の会)
  • 長崎会場 下田順子さん(長崎本土地区油症被害者の会)

③高砂集会の経緯と趣旨説明 5:32〜

伊勢一郎(YSC)

④カネミ油症被害者の声を聞く 6:45〜

  • 岩村定子さん(カネミ油症被害者五島市の会)
  • 渡部道子さん(油症被害者関西連絡会)
  • 三苫哲也さん(カネミ油症被害者福岡地区の会)
  • 蔵元義人さん(北九州カネミ油症被害者の会)
  • 下田恵さん(長崎本土地区油症被害者の会)

⑤カネミ油症の次世代調査進捗報告 18:18〜

  • 大久保貞利(YSC)

⑥会場からの発言 26:32〜

  • 下田順子さん(長崎本土地区油症被害者の会)

⑦福島原発事故被害者からの発言 32:26〜

  • 鈴木薫さん(いわき市民放射能測定室たらちね事務局長)
  • 菅野みずえさん(原発賠償関西訴訟原告)

⑧会場からの発言 45:02〜

  • 鈴木文史朗さん(油症被害者関東連絡会)

⑨集会声明採択 46:40〜

  • 宮嵜やゆみさん(ともに市民の会)

⑩閉会挨拶 49:37〜

  • 山本清子さん(ともに市民の会)

救済法成立・施行10年の課題

カネミ油症被害者救済法は、2022年8月29日に成立10年、9月5日に施行10年を迎えました。
この節目に新聞各社から、現在の課題を中心に取材された記事が配信されました。

『YSC ニュース』72号を発行

YSCの会報『YSC ニュース』72号を発行しました。
会員のみなさんには、年4回、会報をお届けしています。
この機会にぜひ、ご入会ください。

『YSC ニュース』72号(2022.07.18)目次

  • 「化学物質は世代を超える カネミ油症次世代調査から考える」開催 [1]
  • 油症対策委員会・三者協議の参加報告(カネミ油症被害者全国連絡会) [2-3]
  • 油症関連記事 [4]
  • 次世代調査 油症検診参加への呼びかけ [5]
  • エポック10「化学物質は世代を超える カネミ油症次世代調査から考える」報告 [6]
  • 全国公害被害者総行動省庁交渉報告 [7]
  • 活動報告・活動予定・編集後記 [8]

『YSCニュース』バックナンバー目次

被害者団体が国に要望書を提出

7月5日、カネミ油症全国被害者連絡会は、厚生労働省の会議室にて省庁交渉をおこない、国(厚生労働大臣・農林水産大臣・文部科学大臣)に対して要望書を提出しました。

被害者側は、健康実態調査への協力金の増額、被害者の同居家族の被害認定を含む次世代被害者の救済などを求めました。

国側からは前向きな発言もあり、2023年1月の三者協議で回答が示される見通しです。

「国側から「検討する」前向きな発言も…カネミ油症被害者が厚労省に要望」(テレビ長崎、2022.07.05)

油症対策委員会・三者協議が対面で開催

2022年6月24日、油症対策委員会(非公開)が開かれ、全国油症治療研究班(事務局・九州大学)から被害者団体に向けて、次世代被害調査の進捗状況が報告されました。

25日には、被害者と国、カネミ倉庫による第19回三者協議が福岡市内で開催されました。
被害者側は入院時の食費を医療費として支給するように求めましたが、今回も議論は平行線をたどりました。