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6/10(土)「化学物質は世代を超える 第2弾」ご案内

「エポック10フェスタ2023~知ろう!あなたとわたしの可能性」

化学物質は世代を超える-第2弾~カネミ油症事件を中心にいま出来る事、すべき事を考える

昨年6月12日のエポック10フェスタ2022では「化学物質は世代を超える―カネミ油症次世代調査から考える」を開催し、基調講演として水野玲子さん(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)から「化学物質は世代を超える:過去の事例から学び、未来に活かす」と題してお話いただきました。
私たちの生活は様々な人口化学物質に囲まれた暮らしです。水野玲子さんによれば、世界で工業的に生産されている化学物質は10万種類以上もあり、実際、環境省が平成23~25年に行ったモニタリング調査によっても私たちの血液や尿からダイオキシン類、PCB、重金属やビスフェノールAなど様々な化学物質が検出されています。まさに複合汚染の現実です。
化学物質中毒の事件として、水俣病やベトナム戦争の枯れ葉剤、イタリアセベソの農薬工場爆発事故などがありますが、私たちの企画では、カネミ油症事件を中心に考えていきます。

カネミ油症事件は、1968年に加害企業であるカネミ倉庫(株)が食用ライスオイル(米ぬか油)を製造する過程で、(株)カネカが製造したPCBを熱媒体として使用し、何らかの原因でPCBが混入した米ぬか油を一般消費者として購入して食べた人々が被害をうけた食品中毒(公害)事件です。
カネミ油症の被害者は、54年経った今も様々な症状や疾病に苦しんでいます。しかも、被害は食べた本人だけでなく、次世代(子や孫)にも及んでいることが明らかとなっています。

本年6月、2021年に行われたカネミ油症次世代アンケート調査(調査回答者388名)の結果が公表される予定です。化学物質中毒で初めて行われた国の調査です。調査の結果公表から、被害者救済に向けて新たな活動が始まります。
どの様な活動・運動が必要であるのか皆様と一緒に考えます。

日時:2023年6月10日(土)13:30~16:00

場所:としま産業振興プラザ(IKE・Biz)3階研修室2+オンライン(Zoom)

内容:

  • カネミ油症次世代調査の経緯と概要
  • 被害者からの発言(次世代調査への期待など)
  • 講演「いま出来る事、すべき事を考える―子どもケミネットの設立」|中下裕子さん(弁護士、NPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 代表理事、有害化学物質から子どもを守るネットワーク)
  • 被害者救済に向けた討論会(今後の活動・政策提言など)

参加費:無料 ※保育・手話あり(6/1までに要予約)

定員:会場26名、オンライン50名(事前登録が必要です)

お申込み:

  • 会場参加
    ①イベント名(=化学物質は世代を超える)、②氏名(ふりがな)、③電話番号、保育を希望される場合は④幼児名(ふりがな)、⑤年齢(○歳○ヶ月)も記載の上、メールでお申込みください。A0029117[at]city.toshima.lg.jp(申込み先:男女平等推進センターエポック10)
    ※メールでお申込みされる際には、[at]は@に代えてください。
  • オンライン参加

      以下のフォームに必要事項をご記入・ご入力のうえ、「送信」ボタンを押してください。
      ※「メッセージは送信されました」と表示されましたら、無事に送信できています。

      参加形態(必須)

      住所 (必須) 

    企画:カネミ油症関東連絡会、カネミ油症被害者支援センター(YSC)
    主催:エポック10フェスタ2022実行委員会

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