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ドキュメンタリー映画『母と子』試写会

「カネミ油症」のドキュメンタリー映画『母と子の絆~カネミ油症の真実』(監督:稲塚秀孝)の試写会が、長崎、福岡などで開かれました。
試写会の様子が、メディアで報じられました。

令和6年度油症検始まる

厚生労働省から、令和6年度のカネミ油症に係る検診の日程・場所等が公表されました。

7月11日に五島市玉之浦町でおこなわれた検診の様子が報道されました。

油症対策委員会・三者協議の報道(2024.6.21-22)

2024年6月21日、福岡市内で油症対策委員会が開かれ、全国油症治療研究班(事務局:九州大学)は、2021年度から進めている認定患者の子や孫らを対象とした次世代健康調査の分析結果を報告しました。
先天性異常として「歯牙欠損」が目立つ傾向があること、卵巣予備能が健常な女性と比べて低い傾向が見られることなどが分かりました。また、中原剛士班長は、次世代はダイオキシン類の血中濃度が高くない傾向が認められ、親世代と同じ基準を当てはめられないことも分かりつつあると述べました。

翌6月22日には、カネミ油症の被害者団体と国、原因企業カネミ倉庫(北九州市)による三者者協議が福岡市内で開かれました。次世代被害者の救済に向けた議論が「遅々として進んでいない」という被害者団体から意見が相次ぎましたが、これまでブラックボックスと言われてきた患者認定を判断する研究者らと被害者が直接話す場が設けられる見通しとなりました。

両日の様子については、複数のメディアで取り上げられました。

油症対策委員会(2024.06.21)

三者協議(2024.06.22)

長崎県の独自調査で未認定患者の9割に自覚症状

長崎県は、2024年5月30日、カネミ油症の未認定者を対象に独自におこなった実態調査の結果を公表しました。57人のうち9割近い50人が、関節痛(37人)、しびれ感(34人)、全身のだるさ(32人)などの自覚症状があると回答しました。県の担当者は「自覚症状のある未認定者が多く確認された。調査結果を国に報告し、救済を求めていく」とのこと。

長崎県の独自調査は2009年度以来2回目で、今回は被害者団体からの要望を受けて、昨年12月に実施したものです。県内在住の未認定患者158人に調査票を送り、50人から回答を得たほか、昨年度の油症検診を受けた7人を加えて集計しました。

長崎県による未認定患者を対象とした独自調査については、実施に至った経緯も含め、以下のとおり、メディアによる報道がありました。

公表された調査結果の資料を添付しておきます。
(画像をクリックすると、PDFファイルを閲覧できます)

3/2(土)カネミ油症講演会&『食卓の肖像』上映会開催

世代を超える化学物質~カネミ油症の現実~ &『食卓の肖像』リアル&オンライン上映会

日時:2004年3月2日(土)13:00-16:00
場所:複合型交流拠点 ウィズあかし7階&オンライン 
主催:コープ自然派兵庫
共催:カネミ油症被害者全国連絡会、カネミ油症被害者支援センター(YSC)、カネミ油症被害者とともに行動する高砂市民の会(通称 ともに市民の会)

カネミ油症映画連続上映

6/14(金)と6/21(金)に、日本記録映画作家協会の研究会で、カネミ油症に関連した映画がまとめて上映されます。

カネミ油症・映画 連続上映

会場:「かふぇ&ほーるwith遊」(東京都杉並区荻窪3-46-13)
*荻窪駅南口阿佐ヶ谷方面徒歩8分
*定員36名・予約制

参加費:1,000円(会員は500円)

(1)2024年6月14日(金)18時より上映。
『遺民』(1974年、49分)
『生木が立枯れていくごたる』(1976年、88分、岡田道仁監督)

(2)6月21日(金)19時より上映。
『食卓の肖像』(2010年、103分、金子サトシ監督)

予約先:金子サトシ(n3946062◎yacht.ocn.ne.jp)
※◎を@に変えて、メールでお申込みください。