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3/15「カネミ油症を考える長崎の集い」初開催の様子

2025年3月15日(土)、カネミ油症の被害者団体「長崎本土地区油症被害者の会」が、救済認定の実態や課題について考える集会を長崎市内で初めて開催しました。
代表の下田順子さんは、差別や偏見に苦しむ被害者のためにもカネミ油症への理解を深めてもらいたいと、このような集会を夏と秋にも開く予定とのことです。
この集会については、複数のメディアで報道されました。

3/15「カネミ油症を考える長崎の集い」開催

3/15(土)13:00~「カネミ油症を考える長崎の集い」が長崎新聞社(長崎市茂里町)で開催されます。
この集いでは、事件の概要説明、聞き取り記録集『家族の食卓』の朗読、被害証言、質疑応答などが予定されています。(主催:長崎本土地区油症被害者の会、後援:長崎新聞社)

なお、『家族の食卓』(カネミ油症被害者支援センター編)は、オンラインショップ「野兎舎」でご購入いただけます。

『YSC ニュース』82号を発行

『YSC ニュース』82号を発行しました。
年4回、会報『YSCニュース』を会員の皆さまにお届けしています。
この機会にぜひ、ご入会ください。

『YSC ニュース』82号(2025.02.13)目次

  • 12月7日 第8回高砂集会報告 [2-4]
  • 高砂集会 午前の取り組みと集会の写真 [5]
  • 高砂集会 第1回から第8回までの歩み [6]
  • 油症対策委員会・三者協議 参加者ご感想 [7-8]
  • 関連新聞記事 [9]
  • 第19回YSC総会のお知らせ・英文冊子『the Yusho』PDF版のご案内 [10]
  • YSC事務局からのお知らせ [11]
  • 活動報告・活動予定・編集後記 [12]

『YSCニュース』バックナンバー目次

被害者らが兵庫県に「PCBの山」警告の碑設置を提言

兵庫県高砂市にある高砂西港の前には、高さ約5m広さ約5haのPCBに汚染土砂を盛ってできた「高砂西港盛立地」があります。現在、この「PCBの山」の周辺は兵庫県立高砂みなとの丘公園として整備されていますが、ここにPCBが埋められた歴史を示すものは何もありません。
カネミ油症被害者たちは、この盛立地は何でできているのか、なぜ作られたのか示し、化学物質による被害に対して注意を促す碑を設置するように、兵庫県に提言しました。

詳細については、以下の記事を参照してください。

第8回高砂集会の取材記事が公開

長崎放送の古川恵子記者によるカネミ油症問題の取材記事がネット上に掲載、公開されました。

12/7(土)に開催した第8回高砂集会の様子をもとに、カネミ油症の原因物質であるPCBを製造したカネカの責任を問題にしています。また、次世代調査について、全国油症治療研究班の中原剛士班長の見解も紹介されています。

カネミ油症問題のいまを理解するために、ぜひお読みください。