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10/5(土)『家族の食卓』改訂出版記念イベントのご案内

化学物質は世代を超える 第4弾

カネミ油症聞き取り記録集『家族の食卓』改訂出版~被害者の証言を聴き 今できることを考える

私たちはこれまで3回にわたり「化学物質は世代を超える」と題したイベントを開催し、人工化学物質が私たちの生活に及ぼす影響を考えてきました。

カネミ油症事件は、1968年に加害企業であるカネミ倉庫(株)が食用ライスオイル(米ぬか油)を製造する過程で、(株)カネカが製造したPCBを熱媒体として使用し、何らかの原因でPCBが混入した米ぬか油を一般消費者として購入して食べた人々が被害をうけた食品中毒(公害)事件です。
カネミ油症の被害者は、56年経った今も様々な症状や疾病に苦しんでいます。しかも、被害は食べた本人だけでなく、次世代(子や孫)にも及んでいることが明らかとなっています。
現在、国はカネミ油症被害者の次世代への影響を調査しています。この調査は、世代を超える化学物質被害をとらえるために非常に重要ですが、ほとんど知られていません。

こうした現状に対して、まずは被害の実態を周知できればと、カネミ油症被害者支援センターの石澤春美さんと当時のメンバーである水野玲子さん(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)が2006年にまとめた冊子『家族の食卓―カネミ油症事件聞き取り記録集』の改訂版を、今年の4月20日に出版しました。この冊子は被害者27家族分の証言を聞いて記録したもので、家族ぐるみの被害のむごさを生々しく伝えています。

今回は、カネミ油症被害者関東連絡会のメンバーに『家族の食卓』からいくつかの家族の聞き取りを朗読してもらいます。その後で、石澤さんと水野さんに聞き取り当時の様子やお気持ちを話してもらいます。会場及びオンライン参加のみなさんに被害者家族の実態をお伝えし、共有した上で、この貴重な冊子をどのように活用していくか、参加したみなさんからご感想やご意見、アイデアをいただき、次のアクションにつなげていきたいと考えています。ぜひご参加ください。

日時:2024年10月5日(土)13:30~16:00

場所:豊島区男女平等推進センター研修室2+オンライン(Zoom)

内容:

  1. カネミ油症事件とは
  2. 『家族の食卓』朗読
  3. 聞き取り当時の状況
  4. 油症被害者のご感想
  5. 参加者のご意見ご提案

参加費:無料 ※保育・手話あり(9/25までに要予約)

定員:会場24名、オンライン50名(先着順、事前登録が必要です)

お申込み:

  • 下記のフォームに必要事項をご記入・ご入力の上、「送信」ボタンをおしてください。
    ※「メッセージは送信されました」と表示されましたら、無事に送信できています。
  • 保育や手話通訳を希望される場合は、上記の手順でお申込みの後、男女平等推進センター宛てにメールで下記情報をお知らせください。
    メールの宛先:A0029117[at]city.toshima.lg.jp ※[at]は@に代えてください。
    保育→①イベント名(家族の食卓)、②お名前、③幼児名(ふりがな)、④年齢(○歳○ヶ月)※6か月以上の未就学児。
    手話通訳→①イベント名(家族の食卓)、②お名前

    以下のフォームに必要事項をご記入・ご入力のうえ、「送信」ボタンを押してください。
    ※「メッセージは送信されました」と表示されましたら、無事に送信できています。

    参加形態(必須)

    住所 (必須) 

    企画:カネミ油症被害者支援センター(YSC)
    後援:カネミ油症被害者関東連絡会、豊島・健康と環境を守る連絡会
    共催:豊島区男女平等推進センター(エポック10)

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